きのう、仕事帰りの田町から、ライトアップされた東京タワーを見た。
なんともいえない安心感。
あの灯りには、そういう種類の包容力があると思う。
東京に生まれ育ち、学生のころから毎日のように見ているのに、
ときどき無性にはっとしたりする。
そういえば、リリー・フランキーさんの『東京タワー』も、去年読んだなぁ。
地方から東京に出てくる人の心情は、いつも新鮮で強いものに見える。
何を思い、何に憧れ、何に駆り立てられているのか。
あとこれを読むまで、
リリーさんといえば、深夜帯のエロトーク専門の人、と勝手に思っていたので、
そういう意味でも興味深い一冊でした。
いまドラマでもやってるんだよね!?
見てないんだけど・・・
どんな感じなんだろう、もこみち氏が演じるリリーさんは。
そして彼にとっての「おかん」は。
本の中でもいたるところでお母さんに対する愛情は伝わってくるんだけど、
中でもやっぱり、
「マザコンで何が悪い!!」となかばキレながら開き直ったところに、
一番愛を感じたよ。