観てきました。
シャンソンをあまり知らなくても、楽しめる映画。
生活費をかせぐために歌っていた少女が、
いつしか愛に生き、みずからの愛と人生を歌に投影するようになっていく。
そういうひとりの女性の物語として観れます。
次から次へと波瀾万丈、
でも歌という太い幹と、彼女を待ち望む聴衆の熱い拍手があってこそのピアフ。
悲劇の人で終わらなかったところがすごい。
映画だけに、時代軸がコラージュされて行ったり来たりしますが、
演じているマリオン・コティヤールがかなりの熱演です。
実際のピアフよりも背が高く美人だったため、監督は外見を似せるのが大変だったそう。
猫背の演技がよかったです。大女優さんになりそうだ~。